しか〜し、そんな俺のハートをなぜか鷲づかみにした一枚の写真があった。
もう6年近く前の話。
ある雑誌を見ていたら、「おおおおおお!なんじゃこりゃ〜!」
と、松田優作ばりの雄叫びを上げてしまったのだ。
それは、飛んでいる鳥を望遠レンズで撮った写真だった。
「ホントにデジカメで撮ったの?」と思わせる柔らかな表現。
上品で深みのある色。
「俺の欲しかった画はこんなんなんだよ〜!」と胸を震わしめたカメラ。
それがOLYMPUS E-1だった。
でもさー、そんな簡単に買える値段じゃないじゃん。
またすぐ飽きちゃうかもしれないし…
使いこなせないかもしれないし。
てな訳で、指をくわえてカタログをみてたのさ。
カメラ雑誌の評判は、なんだかあんまり良くなかったよーな気がする。
カタログ上のスペックでは、「ホントにプロ用?」っつーところもあったしね。
4/3自体、「他のより小さい素子」ってネガなイメージが先行してしまったような気もする。
でもでも、あの「画」を見てしまった者としては、そんな噂なんかどーでもいい位惚れてしまったんだ。
あれほど欲しかったカメラってそれ以来なかったんじゃないかな?
そんなこんなしているうち、発売当初20数万したヤツも、中古なら手の届く範囲に!
そこで2006年04月22日、ヤフオクで6万くらいでゲットしました!
嬉しかったネ〜♪
でもなんだか「憧れの高級機」のイメージだったから、あんまり手荒に使えなかった。
せっかくの防滴防塵なのにね。
そんで、彼の良さを満喫しないうちに、いつもの飽きっぽさが出て、また売却しちゃったんだよネ〜。
その彼の実力を再認識したのは、実はだいぶたってパソコンのモニターを買い換えてから。
以前のモニター、ピンは甘いは、色再現はいいかげんだわの中古品だったのね。
それが、買い換えたナイスなモニターで、かつてE-1で撮った写真を見てみたら…
「おおおおお!すげーいいじゃん!何この艶のある滑らかな表現!!」って感動したんですよ。
名づけて、「幸せを写すカメラ」
E-1、売ってしまったことに大後悔。早速取り戻し作戦を発動!
2008年の12月に、バッテリーグリップ付き39,800円で確保できた♪
価格.comを覗いてみると、発売後6年もたっているのに「E-1手に入れたよ♪」って書き込みが絶えないデジタル一眼。そんなの他にある?
もはや最高機種の気負いもなくなり、完璧なゴミ取りと防滴防塵機能を最大限に生かし、いつでもどこでも、どんな天気でも、持ち歩き、撮りまくる、頼れる相棒になったのでした。
今、こうしてながめてみても、E-1のプロダクトとしての出来の良さに改めて惚れ惚れする。
あ、欠点も数々あるよ!
いまどき500万画素で精細感はちょい厳しいし、高感度耐性はダメダメだし(せいぜいISO400?)、連射は秒3枚だし、手ぶれ補正なんてないし、液晶なんか13.4万画素の1.8型だし、フラッシュも付いてないし…。
だけど、そんなことは枝葉末節なことなんだとわかった。
なにがあってもびくともしない、コンパクトで堅牢なマグネシウムボディ。
視野率100%の上質なファインダー。
「クシュッ」と小さく上品な音で、ショックも限りなく小さいシャッター。
雨や海など、全く意に介さないレンズ&ボディを含めた防滴防塵構造。
慣れたらファインダーから目を離さずに全ての操作ができる操作系。
そしてなによりも出てくる画像の官能的な艶のある魅力。
カメラを操り、写真を撮ることが楽しくてたまらない。
そして出てくる絵が完璧に信頼できる。
カメラってそれだけで十分じゃない?
シンプルだからこそ、写真を撮る喜びを満喫できる。
それが僕のE-1なんだ。
▲軽くアゲンスト(Celebrating Failure w/ SIGMA SD14/DP1/DP2)
「ナル上等!Myフォトギア絶賛パーティー」byハルムートさん
へ愛を込めて
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